アルコール依存症と心の問題の関係

アルコール依存症は、ただの体や仕事、生活、社会的な信用だけでなく、心の問題ということも認知しないといけないのです。

依存症になってしまうまでの心の変化とは

アルコール依存症は、急になるものではありません。ステージとしてまずは、お酒の飲むことが常習化することから、始まるのです。毎日晩酌程度、適量なものであれば、飲む回数だけが問題であとは大丈夫なのです。とこらが常習化からさらに進むと、依存症初期となるのです。
常習化や初期へ移る段階としては、例えば仕事のミスや恋人や妻などとの別れなど何か起きたときに、気分転換したい、忘れたい、つまらないなどの気持ちから飲むようになります。このときに、誰にも聞いてもらうことや慰めさめてくれる人がいない寂しいと言う心理も強いのです。また解決出来なかったことや、思い出しては後悔という気持ちも強いです。心理的には忘れたいや後悔などマイナスの心理状態が強くなっています。

自己嫌悪や自己否定の気持ちが日に日に強まる

依存症中期になってくると、お酒を飲みたいという心理が強くなってきています。
また仕事や家庭や友達など、周りとのコミュニケーションでもミスやすれ違いなどが目立ち始めています。それにたいしても、申し訳ないと言う反省よりも相手が悪いなど攻撃的な気持ちや妬み、怒りなどの心理が大きくなってきています。
またミスやすれ違いなどから、自分はダメだなという自己嫌悪や自己否定の気持ちが強まってきます。ひどいときには、死にたい自殺したいという気持ちも芽生え始めてきます。

依存症後期になってくると、お酒を飲みたいという気持ちが何よりも優先したいとなってきています。常にお酒を飲んで気分転換したいという欲求に駆られます。また死にたいという気持ちや自分はだめだという否定はかなり強くなっていて、言動もかなり投げやりになってしまっています。もちろん他人への攻撃的な気持ちも強くなってきていて、信用できない、認めない、心を開かない状態になってしまいます。
人生についても投げやりになってしまっていて、うつ病と同じような心理となってしまうことが多々あります。

依存症がきっかけでうつ病になることも確認されています。ステージが上がるごとにどんどんと心はすさんでいきます。それがさらなる悪循環を生み、お酒の依存となるのです。その心の問題を取り除くことも回復へと繋がるものなのです。